若木二丁目 異次元な若木西公園



若木二丁目には公園がいくつもありますが、どの公園も個性が半端ないです。

その中でも、若木西・若木中央・若木東公園の若木三兄弟公園は、もはや公園なのかなんなのか。公園の定義とは一体全体なんなのかさえも考えさせられるそんな公園。




公園としては3つに分かれてはいますが、隣接しているため地図で見ると1つの公園のようにも見えます。

しかし実際に行ってみると各公園が高低差のある複数のスペースに別れていて何がなんだかよく分かりません。

まとまりがあるのか、まとまりがないのか。

若木二丁目界隈は本当に異次元空間が広がっています。


今回はまず一番異次元かつ難解な若木西公園を取り上げます。



こちらが若木西公園の全景ですがどこが公園?って感じ。

住宅の隙間にある空き地のように見える部分がそれぞれ公園の一角となっています。



いくつか公園の入口がありますが、ここは手前が本当の空き地で売地となっていますが、その横の階段から公園に上がって行けるようになっています。



この階段を上がります。この階段のガタガタ感もなかなかなものですね。





階段を上がるとこのようなスペースがありますが、これは公園なのか空き地なのか。ここも売地と言われても信じてしまうレベル。





進んで行くと細いパイプとかが倒れ込んで通行の邪魔をしていました。どっかの山間部にある廃村の近くの山道で見たことあるような景色です。




右手には分岐の階段がありますが一旦ここはスルーしてそのまま進んでみます。




障害物を乗り越えるとここもなんだか通路なのかなんなのか分かりません。




この立て看板を見る限りやはり私有地ではなくちゃんとした公園だということが判明しました。ここまで公園っぽくないと、この付近の住民が私物化したくなる気持ちも分からんでもない。





また進むとさっきよりまともな階段がありました。階段も至る所にあって高低差もありまくり。今度はこの階段を上がってみます。





階段を上がるとヘンテコな場所が。公園内の一番小さいスペースだと思います。しかも一部分だけアスファルトで舗装されていますが、ここに変なもの埋まってたりしないよね…なんなんだろう。誰かの植木鉢も無造作に置かれていたりしてどうにもこうにもなりません。雰囲気もなんか怖いのでここは通路と思ってさっと通り過ぎることにしました。




さらに階段を上がって行きます。地味なところですが、左の端はカクカクなのに右の端はスロープになってるのはなんでだろう。




上がったところが若木西公園の一番高い場所にある広場。一番広くて最も公園らしい雰囲気があります。でも遊具は全くありません。反対側にも階段があって先程スルーした方の階段が繋がっていました。





階段を降りて元の場所に戻り先に進むとここにも少し広めの広場がありました。ここもベンチはありますが、遊べるようなものはありません。





最後にさらに進んで階段を降りるとまた小さめのスペースがあります。





この石のサークルなんだろうって思ったら元々は木が植っていたっぽい。一瞬昔の人がここで火でも焚いていたのかと思いました。


結論この公園でどうやって遊ぶん?と思いましたが、ふとここで鬼ごっこすれば面白いのかも?ということに気付きました。

しかしこの公園以外もさらに中央・東と公園が続いていて周りにも路地が広がっているのできちんと範囲を決めないと一向に誰も見つけられないという惨事になること請け合いですね。

この公園の面白さは写真では伝わりにくいので、ぜひ一度訪れてみることをお勧めします。


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