東坂下 人里離れた長後さくら橋と蓮根川緑道
今回は東坂下にある蓮根川緑道とその先にある長後さくら橋辺りを紹介します。
蓋をされ暗渠化された蓮根川の上は、蓮根川緑道や児童遊園等になり、坂下、蓮根に広がっていますが、1番下流側の東坂下内も蓮根川緑道として整備されています。
東坂下の緑道の入口には、板橋区でお馴染みの子供の像があります。入口は他の緑道と比べてもかなりしっかり造られてますね。
しかしここから進むにつれて東坂下の独特の空気感に包まれていきます。
緑道を進んでいきます。
少し進むと左に緑道が分岐している箇所があります。その分岐場所にはシンボルツリー?のようなものがありました。クリスマスに飾り付けが出来そうな木です。こんな場所で本当に飾りつけされてたら逆に怖そうだけど。。
左に曲がったこちらの道も蓮根川の支流の緑道ですが、こちらは次回取り上げることにして、今回は真っ直ぐ進みます。
進んでいくと左手に変な広場が現れます。周りは東京都下水道局の敷地ですが、下水道局の土地を一部開放しているんですかね。そのせいか名前のようなものが見つかりません。
一応貼り紙を見ると公園みたいです。でもやっぱり普通の公園にどうやっても見えません。ここの名前はあるのかな。
この日はご老人達がめっちゃ広々と敷地を使いゲートボールしていました。
広場を出て緑道に戻ります。
ちょっと進むと新河岸川に突き当たり緑道は終わります。合流地点にはしっかり水門がありました。
ここで左を見ると今度はスロープが現れますが、東京都下水道局の用地を板橋区が借用している道とのこと。この辺りは周りに建物もほとんどなくなりどんどん不思議空間に入っていきます。
スロープを上りながらまず左側を見ると密林が…なんだここは。奥の方に見える赤い看板はスーパーのオリンピックです。そう言えばそろそろオリンピックだな。
少し北側の景色もこんな感じ。まさに樹海です。こちらの写真の奥に見えるクレーンは、移転建設中の志村警察署の場所です。
ここも東京都下水道局の敷地内ですが、今はあまり有効活用されておらず、どうも残土置場ぐらいでしか使われていないようです。しかし23区内にこんな樹海が広がっているとは。迷い込んだら出て来れなさそうです。野生生物も生息しているみたい、なにそれ怖い。
そして右手には長後さくら橋が見えてきます。ここまで来ると人里離れた場所にひっそりと人知れず懸かる橋のような感覚に陥ります。
長後というのは、昔この辺りが志村長後町という名前だったことに由来しますが、長後という名称も少し古めかしい田舎町っぽい名前ですよね。
こちらは通常は車が通れない自転車・歩行者用道路となっているので、かなりの静けさに包まれています。とは言っても抜け道になっているので人通りはそこそこあるんですが。
橋の上から下流側を見ると、新河岸橋が見えます。
上流側は少し遠いですが平成橋が見えます。
この新河岸川はアーチ橋の宝庫ですよね。私は橋も好きなので、眺めているだけでも楽しい場所です。
そして橋を渡り浮間舟渡側に出ると、今度は目の前に大量のソーラーパネルが。
右岸には樹海、左岸にはソーラーパネル群、やっぱり23区内の景色ではありません。一体どこに入り込んでしまったのだろう。
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