赤塚公園の影に隠れる向口公園
四葉にある向口公園。
場所は赤塚公園番場地区の裏側にあり、赤塚公園とはくっついていますが、なかなか気づきにくい公園ではないかと思います。
赤塚公園は都立で、この向口公園は区立。赤塚城址の溜池辺りもそうですが、ぱっと見、同じ公園のようで実は管理が違う公園がこの辺りにはよくあります。
経緯などは全く分かりませんが、東京都「平坦なところはうちらでやるから、あっちの斜面はよろしくね」、板橋区「承知しました。しっかり管理させていただきます。」的な取り決めでもあったんでしょうか。知らんけど。
入口はいくつかありますが、今回は一番低い側から入ってみます。
一応読みは、ムカイグチ。赤塚公園の影に隠れつつさらに名前も読みづらい公園です。
入ってすぐ階段。これまで傾斜地にある公園はいくつか紹介してきましたが、こちらも奥板橋に蔓延る傾斜地公園です。
少し上がると道が分かれますが、左手はこのような階段。ここを上がったところにも公園の出入り口があります。ということは階段上がっただけで公園出ちゃうってことですけども。
右手の道も、結局は階段。
右手を進んで行くとちょっとだけ開けている場所がありました。
パンダとトラの遊具がありました。
「僕たちがいるから、ここはちゃんとした公園だよ」
奥板橋の傾斜地で遊歩道のようなものが整備されているところでも、本当に道しかないような所は、公園ではなく緑地という名前が付いている場所もありますが、こちらはこの遊具を置くことによって公園であることを主張したいのか。
過去に紹介した中台さとやま公園等と同じやり口のようです。
中台さとやま公園
遊具の横には、やたら切り返しの多い階段がありました。なぜここまでグネグネしているのだろう?
さらに進んで行くと、公園の正門のような場所に着きました。
なんだこれは。水飲み場のようですが、なぜ神殿のような作りなのか。しかもここ以外では、このような雰囲気のものはないのに。うーん、不思議です。
公園の石銘板もありましたが、草で埋もれておりました。
最後に一番見晴らしの良い場所からの眺め。お隣にある川島建材さんの敷地をしっかり見渡すことだけできました。
適当なことをダラダラ述べてきましたが、地形、階段好きな私にとっては全体的にはとても面白い楽しい公園でした。
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