赤塚公園は半分死んでいる。
私はこれまで、ほぼほぼ奥板橋のことを褒め称えてきましたが、たまにはダメなところも挙げようと思います。褒めるだけじゃ良い子は育たないからね。
「赤塚公園は死んでいる」……記事のタイトルは、大袈裟に書いた方がみんなに見てもらえるらしいですよ、笑。まぁ中身がしょぼいとガッカリ感が半端なくて反動も大きそうですが…
でも今回の記事のタイトルは、半分本気です(はい、半分。なので半分の半分ぐらい)。
赤塚公園は、BBQ広場があったり噴水広場もある中央地区が1番有名かと思いますが、それ以外に辻山地区、徳丸ヶ丘緑地地区、番場地区、沖山地区地区、大門地区、城址地区の7つの地区に分かれています。
その中で、今回はそこまで有名ではないと思われる沖山地区を散策してみました。
沖山地区には低地側にまず芝生広場があり、番場地区と大門地区に繋がっているので知っている方も多いと思いますが、台地側にも広場があり、低地と台地をぐるっと一周できるようになっています。
ここが低地側の広場です。写真で見るとすごく広々として穏やかな場所に感じます。ですが、後ろを振り返ると、
首都高とその下に大通りがあり、車の走行音が結構うるさいですよね。車道と歩道の間に木はあるものの、特に音を遮るための遮音壁のようなものはありません。
写真だけ見るとすごくいい感じなのに、本当に勿体ないとずっと思ってきました。これはなんとかならないんですかね?
折角なので上にも登ってみましょう。この階段の雰囲気も良いです。
結構曲がりくねってます。
階段を上がったところにちょっとしたスペースがありました。登山道にある休憩所の雰囲気があります。
低地側には高速が見え隠れします。道路からは少し離れましたが、高さ方向では高速に近くなり、ここも静かではありません。
先に進むとまた少しだけ階段を上がります。
階段を上がると台地側の広場につきました。すごくだだっ広い場所です。でもこの日は遊んでいる子供はほとんどいませんでした。高島平側からはここに遊びにくる子供はあまりいなさそうです。
広場を抜け反対側にやってきました。この辺りはなだらかな斜面を散策できるような感じになっています。雰囲気は凄く良いです。でもやっぱり音は気になる。
広々とした傾斜地。奥板橋には至る所に斜面がありますが、ここみたいに開けている場所は少ないです。
こちら側の階段も自然に馴染んでいい感じ。
生物の多様性を向上させるために色々な取り組みがなされているようです。
今流行りのSDGsを掲げたボランティアの募集看板もありました。
いや、本当に場所としては素晴らしい。写真で見るとすごく良い。でも何度も言うけどやっぱり音が気になります。穏やかな気持ちにはなかなかなれません。もったいないなぁ…。大門地区も番場地区も同じような感じです。
どうにか公園と道路の間に遮音壁とか設置して静かにすることはできないのでしょうか?
私は行政には明るくないので、そう簡単にできるものではないのかもしれませんが、板橋区の公園と言えば赤塚公園。もっと板橋区が誇れる公園になることを願ってやみません。
ついでにもう一つ。
こちらは辻山地区の近くにあるセブンイレブンです。変わった所がありますよね。
そう、色が黒いんです。
でも私が伝えたいのは、黒いの珍しいよね〜、ではありません。
黒いセブンイレブンは、景観保護の条例があるような地域で、街並みの風情を崩さないように配慮しているためで、東京大仏の近くのセブンも黒いですし、他の自治体にもそれなりにあるようです。
このセブンイレブンがある徳丸七丁目も景観保護地域なので黒くしているようなのですが、
目の前の道、これですよ。高速もあり下の道路もトラックがバンバン通っています。こんなところで景観保護?と正直思っちゃいますよね。もちろん徳丸全体として景観保護が必要なのは同意しますがここはどうなのよ、という気持ち。
よく見ると道路側の立看板は普通のカラーリングです。これは多分、こっちまで黒くすると車が気づきにくいからじゃないかと思います。
すごく違和感を感じてしまいます。私も高速はよく利用していて、ここに高速があるのは非常に便利だと思っていますし、もちろん高速とか大通りをなくせ、とかそういう話ではないんですが、色々と考えてしまいますね。
私には、みんなこの高速を見て見ぬふりをしているように感じてしまいます。
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