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2月, 2021の投稿を表示しています

大門のしったり坂と鎌倉古道 その2

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大門のしったり坂と鎌倉古道の続きです。 その1はこちら。 https://okuitabashi.blogspot.com/2021/02/blog-post_21.html?m=1 しったり坂を越えた後、赤塚の駅の方まで鎌倉古道を進みます。距離がそこそこありますが道中で気になったものをご紹介します〜。 しったり坂を上った後は、まずは大宮バイパスを横切ります。この辺りはパイパスができた時に古い経路はなくなっているようです。 庚申塔がありました。古道の名残りでしょうか。普段あまり庚申塔を意識してませんが、やはり庚申塔は古い道沿いにあることが多いんでしょう。もちろん現代に別の場所に移設されていることもあるようです。 すごい門構えのお宅がありました。いつぐらいで建てられたものだろう?今だとこのスペースだけで家が立つな。 東京大仏通りと松月院通りを横切り、松月院の大堂まできました。 大堂近くの建物。こういう古めかしい建物も好きです。 前谷津川緑道を横切ります。昔はこのあたりの橋を渡っていたということですね。ただ厳密には鎌倉古道で橋があった場所はここよりも少し西側で、今は道がありません。 前谷津川緑道を過ぎた辺りの道。すごく静か。特に変わった道でもないんですが、鎌倉古道一帯はあまり車も通らずすごく静かな場所が多い印象です。 赤塚六丁目のマンションの前に鎌倉街道の石標柱がありました。これも意識しないと普通に通り過ぎてしまいそう。 マンションの建物の脇にひっそり鎮座しています。ちなみにマンションの名前はモンテローザ。 モンテローザとはアルプスの山の名前(薔薇の山の意)ですが、なぜこのような名前にしたのだろう…もっと日本風な名前にしたらよかったのに。 かなり駅の方まで近づいてきました。ここの道は多分水道管がある場所が露骨に掘り返された跡がありますね…綺麗にはしないのかな。 東上線の線路の脇にある寿屋さん。パン屋だったと思いますが、今はやっているのかな、もうやっていないのかな? シャッターに描かれた水車小屋。この辺りの昔の風景を描いたものでしょうか。 東上線の線路を渡ります。 川越街道にある地下鉄赤塚駅入口の横にたどり着きました。 入口の横には、鎌倉古道が記された小さめの像が立っています。この入口を普段から使っている沿線住民の方ってどれぐらい気づいているのかしら。このひっそりした佇ま

不動の滝と隠れた公園と梅の花

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赤塚八丁目にある不動の滝と言えば、東京の名湧水57選にも選ばれた名水で、板橋区民なら訪れたことがある方も多いかもしれません。 周りには東京大仏がある乗蓮寺(今は閉門中で中に入れないです。)だったり、赤塚溜池公園、赤塚城址と名所があり、特に今は梅の季節で緊急事態宣言中ではありますが、それなりに人が賑う地域です。 ここが不動の滝がある場所ですが、ここを目指してこないと普通に通り過ぎてしまうような静かな雰囲気。私も初めてこの辺りに来た時は素通りし、後で「滝なんてあったっけ?」と思った記憶があります…。 これが不動の滝です。滝と言われると違和感もありますが、板橋で湧水が出る場所は非常に限られているので貴重な水です。左上の方に不動明王の像も見えますね。 やはり湧水だけあって綺麗な水です。神事にも使われているそうです。 そして不動の滝一帯は、不動の滝公園として整備されています。 乗蓮寺と溜池公園を行き来する際に、不動の滝に気づいている人がどれぐらいいるのか、とは言っても不動の滝はそれなりに有名ですが、さらに不動の滝公園はどれぐらいの人に知られているのだろう…全然知られてなさそう…皆さん知ってますか? 下にも小さな広場がありますが、階段を上がれるようになっています。私はやっぱり階段を見ると上らずにはいられません笑 階段を上っていきます。 階段を上り切った先には、、、 普通にそこそこな広さの広場がありました。この日はおそらく地元の親子が1組遊んでいました。こちらの公園は地元民以外はこなさそう。上がってきても、何もないじゃん、で引き返しそうですね。 しかし、ふと公園の脇を見ると、 少しだけ梅の木が植っていて、ちょうど綺麗に咲いていました。 私はこの後、赤塚溜池公園の梅も見に行き、それなりに賑わってはいましたが、人がたくさんいる公園よりも、こういう静かな公園で少ないながらも独り占めしながら梅の花を眺める方が私には合っているな〜と改めて感じた土曜の昼下がりでしたとさ。 一応こちらが同じ日の赤塚溜池公園。まあまあの賑わいでした。 ランキングに参加しているので、ポチッと応援よろしくお願いします! にほんブログ村

大門のしったり坂と鎌倉古道 その1

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赤塚公園大門地区の中にあるしったり坂と鎌倉古道。 赤塚公園大門地区の中に『しったり坂』と呼ばれる坂があります。今は階段部分が多いですが、赤塚公園の坂階段に名前がついているのは珍しいなと思ったら、ここは由緒ある鎌倉古道の一部分でした。 そういう目で見てみるとすごく歴史を感じる道に見えてきませんか?笑 でも実際、本当にここは森の中を抜ける道で、赤塚公園内のどの坂道よりも自然を感じますし、昔の姿からもそこまで変わっていないのではないかと思います。 そういやここって前ニワトリがいましたよね。昔通った時にニワトリが飛び出してきてかなりビビった記憶があります……まだ生きてるのかな… さて進みましょう。 この辺りはリアル森の中。 階段を進んでいくと出口があります。 階段を抜けると普通の道に出ましたが、ここも昔は鎌倉みちだったところのようです。 坂の上の入口。この緑の金網フェンスは本当に私は嫌いです…。風情も何もないですよね…せっかくの由緒ある坂なのだからもっとちゃんとできないんでしょうか。 ちなみに「しったり坂」の語源は、「尻垂れ坂」とも「清水が湧き垂れる坂」とも「湿ったり坂」とも。はっきりとは分からないようです。 そして鎌倉古道は、赤塚の方に続きますが、長くなるので、その2に続きます。 ランキングに参加したいるのでポチッと応援よろしくお願いします! にほんブログ村

中台さとやま公園と坂道

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中台さとやま公園とその横の坂道。 以前の記事で、奥板橋の崖地の公園は地図で見ると広く見えるが実際行くと斜面ばかり、と言った話をしましたが、いろんな公園を行ってみると、特に崖ばかりな公園が中台に多いんですよね。 こちらは以前の記事。 中台のまやかしの階段と上げ底な公園 https://okuitabashi.blogspot.com/2020/08/blog-post_15.html?m=1 そして今回紹介するのは、中台さとやま公園です。 いや、もう「里山」言うとるし。開き直り系な公園です。 グーグルマップだと、色が緑にもなってませんでした。 斜面下にある平坦な場所。鳥の遊具で何とか公園であることを主張したいようです。当然そんなに広くはありません。 階段を登っていきます。 若干曲がってはいますが、公園の端の方を普通に上がっていきます。 公園よっては、敢えて道を曲げて距離を長くして散策できるような感じにしたり、道を分岐させたりしている公園もありますが、ここはそんなこともしていません。 上からは先程の崖下の広場が木々の隙間より小さく見えます。 そして登りきったところです。斜面の公園でも、下と上の両方に広場があることもありますが、ここは上には何もありません。 これを公園と言い張る板橋区もなかなかです。私はもちろんこういう公園が大好物なんですが笑 さらに公園の横を巻くように通る坂道もなかなか素敵。 傾斜も結構キツくて奥板橋の中でも上位に入る坂道でしょう。 上までもう一踏ん張りですが、最後が地味にさらに傾斜がキツイ。 上からの眺め。坂道とサンシティの合わせ技一本な景色です。 公園内には人っ子一人いませんでしたが、まぁ緊急事態宣言中ですしね。公園に遊びにきたりもあまりしませんよね。と思ったら、、 こちらは近くにある中台公園。めっちゃ遊んどるがな。。 ランキングに参加しているので、ポチッと応援よろしくお願いします! にほんブログ村