城山の坂と秀和レジデンス




志村二丁目にある城山の坂は名前の通り志村城のあった城山と低地をつなぐ坂です。



志村城のあったとされる場所は今は熊野神社になっています。




いつも通り坂の下からスタート!




と思って左をみるとなんか通路が。水路跡でしょうか。あまりにも狭いので、流石に通り抜けるのやめておきました。誰か出てきたら怖いし。。。そういえばどこかの暗渠マニアの方のサイトでも紹介されていたような気もするな。




進んでいくと微妙にカーブしています。向かいに見えるお宅は階段部分も含めてなかなかイカしてますね。




また、ふと左をみると先程の細い通路の出口がありました。植物がおかれて完全にふさがれているけども。この辺りの土地の権利関係はどうなっているのだろう。




ちょうど坂を通った時には、建物の影が道路を挟んで向かい側の擁壁に映し出されていました。いやだからどうした、と言われたらどうもないのですが、刻々と移り変わる影も嫌いじゃないです。




さらに進むとちょっとだけ左に曲がり、




今度はちょっとだけ右に曲がり坂の上に到達します。微妙にグネグネしてる感じが昔の坂っぽく良いですね。




坂を上ったところに熊野神社があります。が。
私はひねくれているので、熊野神社は取り上げません、笑




私が取り上げたいのは、熊野神社の向かいにある、そう、秀和志村城山レジデンス。こちらこそが現代の志村城。




秀和レジデンスと言えば、多くの特徴的な外観を持つマンション群が1960年代から2000年ごろまで建てられ、なんとネットで調べると秀和レジデンスマニアまでいるみたい。ほんとにいろんな事調べていると、ニッチなマニアがいくらでもいることに気づかされます。

私もこのサイトで奥板橋マニアとか言ってますが、全然マニアの領域に達していないことを日々痛感しますね。マニアって本当に恐ろしい。




たくさん特徴がありますが、まずは青い屋根瓦。他の色の物件もあるみたいですが、基本は青らしい。




そしてこの壁。マスクメロン。こちらも建物によって柄が違うらしく、もっと筆で殴り書きしたような荒々しいものから、クローバーっぽいものまで色々あるようです。ここは本当にメロンっぽいですね。マニアサイトにもメロンって書いてました。




このバルコニーの作りも面白いですね。

この近くで言うと坂下にも秀和蓮根レジデンスがありますよ。お暇な方は見比べてみてはいかがですか?

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