都営西台アパート
奥板橋の玄関口、西台駅の駅前にそびえ立つ都営西台アパート。
高島平団地ほどではないにしても、団地好きにはかなり有名な団地で、高島平団地より好きなマニアが多い気がします。(※ちなみに私は団地マニアではありません。)
有名な理由は、団地が人工地盤の上に建っていてその下に都営三田線の車両基地があるからですね。車両基地は正確には、志村車両検修場(志村という名前は昔の地名の名残)と言って、アパートの下だけではなくその周りにも広がっています。
早稲田にある都営バスの営業所では、同様に都営住宅が一体化していてアパートの下にバス置き場があったりして、初めて見た時『すげぇ』って思ったのですが、見慣れた西台アパートの方が全然レアでした。バスは結構あるっぽいです。慣れって恐ろしいですね。
団地マニアはやたら「ラピュタだ!」とか煽ったりしますが、個人的にはそこまでかな?(笑)でも面白い団地であることは間違いないです。
住宅の下に車両が入る場所があります。人工地盤まで上がるには、エレベーターもあるにはありますが、基本的には階段か坂(スロープ)を上がっていかなければならないので、全く人工地盤上に行ったことがない高島平民もそこそこいそう。(私はしょっちゅう通り抜けてますが。)
また、車両が団地の下に収まってる姿が好きなマニアが多いとは思いますが、車両置場は外からははっきり見える感じではないので、駅前に大きな団地があってその周りに車両基地があるくらいにしか思っていない人もいるかもしれません。
車両が収まる場所も周りの道路より少し高い位置にあるので、見ようと思わないと気づきにくいです。
こちらは人工地盤の上にある駐車場から。この駐車場は小学校跡地で、小学校は少子化により廃校になりました。
アパートの周りも車両基地が広がっています。
人工地盤の上を歩く人々をみると、都営西台アパートも高島平団地と同様にかなり高齢化が進んでいるように感じますが、少し気になるのは、人工地盤と西台駅のホームはほとんど同じぐらいの高さにあるのに直接ホームに行ける改札がないんですよね。わざわざ西台アパートのためだけに2階に改札を設けないのは分かるんですけど、物理的な距離が近いのでもどかしい。。
人工地盤から一回降りてから改札を通り、また2階のホームに上がるとそこそこ時間がかかります。エレベーターやエスカレーターがある場所も限られていますし。
昔は西口の改札もなかったぐらいなのでしょうがないのですけどね。
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