西台の坂道とミニ皇居風ランニング
突然ですが、みなさんは皇居ランをしたことありますか?
私は多分50回ぐらい走ったことがあります。
走る前は、皇居ランなんて別にわざわざそんなところ走る必要ないし、カッコつけてるだけでしょ?と思っていましたが、走ってみると意外と楽しい、笑
皇居ランのいいところは、信号なしで一周5キロという適度な距離があり、さらに低地と台地に跨っているのでいい感じで高低差もあるところです。お堀と丸の内方面の景色もいいので走っていて気持ちもいいですね。
でもコロナもあってすっかり皇居は走らなくなってしまいました。
最近はもっぱら奥板橋をランニング。赤塚公園中央地区も良いんですが起伏もないしずっと走っていると飽きてきます。。
というわけで皇居みたいに負荷もそれなりにありつつ気持ちよく走れるところはないものか…。
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あったぞ、西台に。ちょっと距離は短いけど(駅名の西台の方ではなく地名の西台の方です、念のため)
今回紹介するのは西台にある台地をぐるっと台地の下の低地側の縁も含めて周回するコースです。坂道も昔からある坂道が多く由緒ある感じなのもよい点です。
スタート地点はどこでも良いですが、今回は一番高度が低いところからにしました。
ここの標高は9mぐらいです。半時計周りに進みます。
真っ直ぐ進むと、テレビでも結構取り上げられているおいしい野菜塾が左手にあります。
道なりに進むと分岐があり、左は天祖神社に行きますが、ここは右に進みます。天祖神社への道案内の看板があるのでそちらとは反対方向です。
しばらく緩やかに上る道が続きますが、この坂は「馬坂」と呼ばれています。台地と低地を馬を連れて行き来する際に、馬でも通れる道だったから名付けられたようです。なので崖の下を台地を巻くように通っています。
馬坂を進んでいくと、左に京徳観音堂、右に西徳第二公園が見えてきます。この辺りで標高は11mぐらいです。
西徳第二公園を過ぎたあたりから坂の勾配がきつくなってきます。この坂は「弥陀堂の坂」と言います。弥陀堂は坂の上にある円福寺法蔵庵のことです。
ここが周回コース最大の難所。道に滑り止めがついていることからも坂が急なことが分かります。
急な坂が終わった左側に円福寺法蔵庵があります。ここは左に曲がり法蔵庵の前を通ります。
法蔵庵の標高は23mぐらいなので距離300mで高さ10m程度上ってきました。さらに少し上っていきます。
道なりに進むと馬頭観音堂があります。一つ道を横切り観音堂の前を進みます。この観音堂の前が今回のコースの一番高い地点で標高27mです。
西台中央通りの西側を西台中央通りと平行に走る「とりげつ坂」を下って行きます。西台の台地は昔、とりが谷津山と呼ばれていて、とりがやつが転化してとりげつになったそうです。西台中央通りは昭和にできた新しい道なので、それまではこちらの道が主要な道路でした。
とりげつ坂を下り終わればスタート地点に戻ります。
下ってる最中ゴールの少し手前に一面選挙ポスターな小屋かありました。流石に貼りすぎじゃないだろうか。。
そしてゴール!
一周1.6キロで高低差は18mぐらいでした。3周すれば皇居ランと同じくらいの距離になりますが、皇居ランは5kmで高低差30mぐらいなので、勾配はこちらの方が少しきついかな。
距離走りたい場合はここを周回してもいいんですが、ランニングコースに組み込むぐらいでもよいかもしれません。
また奥板橋の走りやすいコースはちょいちょい紹介していきたいと思います。
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