赤塚四丁目の崖にある坂道
赤塚四丁目と三園一丁目の境辺りは崖地になっていて、その崖を上がれるところが2つあります。今回はそのうちの1つを紹介します。
私はあまり昔のことは知りませんがこの辺りは、昔は「成増露頭」と呼ばれていたそうです。
露頭というのは、「野外において、地層・岩石が露出している場所」です。なので崖の地層等が剥き出しになっていたみたい。
もちろん今はその地層を見ることはできませんが、昔は地質調査等が行われたりしたようです。
板橋区内で見ると、坂道は沢山あれど崖とまで呼べそうな場所ってあまりないんですよね。ここはまさしく崖。そういう面でもこの辺りの地形は珍しいかもしれません。
最初は階段ですが、40段ほど上がった後左に曲がります。
曲がった先は崖を沿うように坂道があります。
坂道の中腹辺りは苔で覆われていました。ちなみに撮影日は8月2日です。ちょうど梅雨が明けたぐらいでその前は長雨続きでした。
こういう苔って湿度等の環境と、人があまり通らないことが条件になるんじゃないかと思いますが、今年は条件が良かったのでしょうか。それともこの場所は毎年このぐらい苔が生えているのでしょうか。道に生えた苔は一体いつまで生きのびれるのか。
苔が好きなこともあり興味が尽きません。また来ないといけないな。ちなみに何度か来ているはずですが、苔の記憶は全くありませんでした。。
苔がびっちり。
道の脇にはカタバミも咲いていました。いつもクローバーと間違われて四葉を探されてしまうヤツ。園芸店では洋風にオキザリスとか呼ばれちゃうヤツ。
坂道が終わるとまた少しばかり階段があります。
崖の上からの景色です。三園とさらに埼玉方面の景色を一望できます。首都高5号線もしっかり見えて、北に延々と伸びていく様もなかなか良いですね。
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