奥板橋マニア的に水害対策について考えてみる

(最初に。今回のネタは個人的主観もかなり含まれます。最終的にはご自身の判断をお願いいたします。)



九州では記録的豪雨により甚大な災害が発生しています。テレビ等の映像を見るだけでも、その悲惨な状況が伝わってきますよね。でもこれって本当に他人事ではありません。


東京でも雨が続いており、現時点で何も起きないとは言い切れませんが、今回は大丈夫であっても、今後災害が起きる可能性は気候変動からもかなり高まっているので、特に板橋北部、奥板橋の低地は洪水対策を考えておかなければなりません。


板橋区は以下のリンクに洪水ハザードマップを掲載しています。リンク先の下の方の添付ファイルにPDFのマップがあります。


氾濫には、外水氾濫(河川の堤防が決壊して発生する氾濫。住んでいる地域だけでなく河川上流部の豪雨による河川増水により発生するもの。)と内水氾濫(いわゆるゲリラ豪雨により地域の排水処理能力を超えることにより起こるもの。)がありますが、まずはより影響が大きい外水氾濫のハザードマップ(荒川はん濫版)を確認することをお勧めします。


住んでいるところがどれぐらいの浸水があるのか、倒壊の可能性があるのかはきちんと把握しておきたいところ。倒壊の可能性がある場合は早期避難が必要となります。避難所の場所の確認もしておきましょう。


このハザードマップは3日間の総雨量632mm想定ですが、今回の九州豪雨では1000mmに迫ると言われています。いや本当に632mmは普通にありうると考えないといけないですね。。



というのが一般的にまず考えることですが、実際はどういう住宅に住んでいるかでも対策は変わると思います。一軒家なのか、マンションなのか、一軒家なら何階建てか、マンションなら住居は何階か、と言った具合。


一軒家の場合で2階建てまでは基本避難を視野に入れておいた方が良さそうです。3階建ての場合は上階に逃げれば何とか大丈夫な気もしますが、最近の災害は想定を超えてくるので、状況に応じて臨機応変に対応しないといけないかもしれません。物についてはとりあえず水没させたくないものは普段から上階においた方がいいとは思います。土のうも事前に準備しておきたいですね。


ここまで長々書いてきましたが、私個人はマンション住まいで3階以上には住んでいます。マンションの1階は庭付きもあったり良い面もありますが、個人的にはこの辺りの地域はやめておいた方が無難かなと思っています。2階も不安は残ります。水害を気にする場合はそもそもこの地域には住まない、というのが正解なんですけどね。。。

ただ水害だけで家を決めるわけではないし、その分、住居費や生活費が安くなるという面もあったり、電車も空いてたりと住みやすい面も沢山あるので、折角マンションに住むなら少なくとも3階以上にしましょうよ、というのが私の意見です。


水害が起きた場合、私個人の今の考えとしては避難所へは行かないつもりでいます。避難所というのは行くタイミングも難しいですし、今はコロナのこともあり集団生活は危険ということもありますが、まず第一には、建物は壊れないから家にいた方が安全だろうと考えているからです。


ただしばらくは孤立化して身動きがとれず、電気・ガス・水道も使えない事態が考えられるので、少なくとも3日間、頑張れば1週間ぐらいは生活できるように準備はしています。

食糧は缶詰、カップラーメンと水等を揃えていて、道具類は、ガスバーナー、カセットガス、ライトあたりを準備してます。

私はキャンプもやるので、キャンプ用品は防災グッズになるものが多く一石二鳥ですよね。特に防災用に揃えるつもりがなくても自然に揃っていきます。

この機会に今あるものを見直して、他に必要なものがないかも考えよう、そうしよう。

ものだけじゃなく、どう行動するかももう一度きちんと考えた方がいいかな。

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