奥板橋の中心地。そう考えて私がまず頭に浮かんでくるのは徳丸一丁目公園とその周辺地域。 奥板橋の中心でありながら、奥板橋の奥の奥。 初めてこの公園に来た時は、なんか寂しい公園だなぁ、この辺で一番イケてない公園かも、なんて思っていたのに、何度か来るうちに、この静けさと周りから隔離されている感じがクセになるというか。秘境感もありつつ、なんなら少し神聖な雰囲気もあるような。 というのは少し言い過ぎたかもしれませんが、なんでそんな風に思うようなったのかを考えてみると、いろいろ思いつく事はあります。 まず、この公園には車では近くづくことができません。近くにあるそこそこ大きな道路の不動通りからも少し離れており、通りからは公園を目視する事もできません。なんなら自転車でも容易には近づけません。 私が知る限りですが、23区内で車道から見えない公園って他には思いつかないです。そういう意味でも貴重な場所です。 公園自体は、4段ほどの段差があり、そこまで広くないのに公園が4つに別れてしまっているので遊び勝手は非常に悪いです。ここは遊びにくる場所では無いのです。 ちなみに徳丸周辺の公園は、段差があるのが当たり前で、段差があるほど格上で、段差がないと公園とは認められないので、4段ともなればかなり格式が高いです。(※私のたわごとです) 公園が段差になっていることからも当然周りも坂だらけなのですが、抜け道あり、曲がりくねった坂道あり、階段もめちゃくちゃあって迷路化しています。そして周辺宅地の密集具合もヤバいです。 これらが複合的に絡み合い、私の心を惹きつけて離しません。噛めば噛むほど味が出てくるやつ。 上の段から簡単に公園内観察。 4段目は健康器具に間に申し訳なさそうに遊具を配置。ご老人は遊具も健康器具だと勘違いして乗ってしまいそう。 3段目はなんかようわからん汽車のモニュメント。どうやって遊ぶんやろうとしばし考えましたが、結論遊べる要素なし。何これ? 2段目には再び健康器具。健康器具は結構新しめなので、後から追加されたものっぽい。健康器具を制覇するには階段も上り下りして運動させるドS仕様。ご老人には手厳しい仕打ち。 1段めからの全景。 公園の周りには住宅がすぐそばに。マンションなんかだと目の前に公園があると、自分の家の庭のように公園が望めますなんてアピールポイントになったりします