大山登山と階段と。 その1
今回は少し奥板橋から離れて番外編をお届けします。先日、神奈川県の丹沢にある大山まで行ってきました。
私は登山も好きでこれまで奥多摩や秩父方面には数えきれないぐらい行っているのですが、丹沢方面にはこれまで一度しか行っておらず大山には行ったことがありませんでした。
板橋区には大山という町がありますが、この町名の由来は大山道(大山まで続く道があったということですね)からきているようで、関東地方の人の山岳信仰にとっては富士山とともに大山は特別な山だったみたいですね。
不動の滝なんかも大山に行く前に身を清めるための水として使っていたようです。
こういう話を知ると、そう言えば大山に行ってないな、大山に行かねば、という気持ちが強くなり今回行くことにしました。
私は基本的に静かな山が好きで、高尾山をはじめ賑やかな山はあまり好きではないので大山を少し避けてた面もあるのですが、今回は大山の近くにあるそこまで知られていない三峰山という山を登りつつ大山まで縦走することにしました。
大山は観光地化しているので危険な場所はほぼありませんが、三峰山は丹沢の中では上級者向けだそうです。
本厚木駅からバスに乗り、煤ヶ谷というバス停でおりまずは三峰山までむかいます。
登山道に入ると、すぐに小さな祠がありましたが、気になるのは手前の階段。最近、板橋の階段を見過ぎたせいか山に来ても階段が気になるようになってしまいました、笑。
階段が木の成長により押し出されています。もはや階段を上る方が不安定で危ない。街中の階段とはまた違った面白さがありますね。バリュエーションは間違いなく山の方が豊富です。
階段に時間を使いすぎるわけにも行かないので先に進みます。
また気になる階段を見つけました。なんかもう骨だけになってしまったような階段です。山では周りの土部分が削れ階段だけが浮き上がった所が結構ありますが、ここはそれが極限までいってしまった感じです。
三峰山のコースは丹沢の中では難しいルートになっているようで、所々、危なそうな場所がありました。
確かに崩落して削れた跡がありました。でも慎重に進めば問題ありません。
ちょっと視界が抜けて見晴らしの良い場所がありました。素晴らしい景色も登山の醍醐味ですね。
山頂に近づいてくると鎖場が数カ所ありました。ちょっと怖いけど、楽しい。そんな感じです。もちろん下に落ちたら危険ですが、危な過ぎるほどではありません。ここも慎重に進みます。
急な場所にあったのは階段というより梯子かな。そういや階段と梯子の違いって何だろう。
こちらも何と表現したら良いのだろうか。階段なのか橋なのか。言葉って難しい…でも三峰山の頂上はもうすぐです。
三峰山の山頂につきました。ちなみに秩父の三峯神社がある山とは全く違う山です。
山頂からの眺め。景色はそこまで良くありませんでした。低山では山頂からの景色が良くないことも多いですね。
次は大山に向かいますが、長くなったので次回にします。
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